MacMini(High Sierra)のBoot CampからWindows10を導入する方法

Boot Campは、Macのパソコンに標準で付属するユーティリティで、MacOSとは別の区画にWindowsをインストールすることができるというありがたいツールです。

MacOS上でWindowsを内部的に動かす「Parallels Desktop 13」というソフトもあるのですが、これはMacOSを主体として使って、MacOSの画面上でWindowsをエミュレーションして使用するものです。

Windowsを主体として使用して、MacOSはあまり使わないという場合には、Boot CampでWindowsを別区画にインストールして使用したほうが、便利です。

当初、購入時のバージョンである「Sierra」からWindows10のインストールをチャレンジしましたが、何度やってもインストールが失敗するため、最終的には「High Sierra」にアップグレードしてからチャレンジしたところ、全く問題なくWindows10をインストールすることができました。

一般的に、Macの場合には、最新のOSバージョンが出ている場合は、最新にしてから作業するほうが成功する可能性が高いようです。

Sierraでの失敗の現象と、High Sierraでのインストール方法の2つについて、記録を残しておきたいと思います。

1.Sierra(バージョン:10.12.6)からのインストールには失敗した

先日、MacMiniを購入して、久しぶりにBoot CampからWindows10を入れようと試みました。

MacMiniの当初のOSはSierra(バージョン10.12.6)となっていましたが、Sierraの状態でBoot CampからWindows10を入れる方法を5回ほどチャレンジしましたが、すべて失敗してしまいました。

この失敗の現象としては、Boot CampでWindowsのパーティションを作成した後、再起動がかかりWindows10がインストールされるのですが、インストール途中で以下のようなエラーが出るというものでした。

bootcampインストールエラー

エラーの内容は「コンピュータが予期せず再起動されたか、予期しないエラーが発生しました。・・・・」というようなものでした。

その後、OKをすると以下の画面になって、ストップします。

Sirraのソフトウェアのアップデートは、最新の状態にしていましたし、Windowsのisoファイルなども再ダウンロードしましたしが、どうしても上記のようなエラーがインストール途中で出てしまいました。

そこで、Boot Campの説明ページを再度見返して、よく読んでみたところ、インストールに用いるUSBメモリはUSB2.0のものでないとうまく行かないと書いてありました。

そこで、使っていたUSBを確認したところ、USB3.0のタイプ(差し込み口が青い色をしている)になっていることを発見しました。

そこで、再度、USB2.0のUSBメモリを用意して、Boot CampからWindows10をインストールしてみましたが、インストールの初期の方ではエラーは出ませんでしたが、最後の方で上記と同じエラーが出て、インストールが失敗してしまいました。

ちなみに、USBメモリは、32GBの容量で、FAT32フォーマットで使用していました。FAT32フォーマットについては、Windows上でフォーマットした場合と、Mac上のディスクユーティリティでフォーマットした場合の2種類について、インストールを検討しましたが、いずれも失敗しました。

※ちなみに、Boot Campでのインストールが失敗した場合は、Boot Campを起動して、一番下のチェックボックス(Windows7またはそれ以降のバージョンをインストール)のみをチェックして、続けるボタンを押してから、パーティション画面で、「復元」ボタンを押すと、初期状態(MacOSのパーティションのみ)に戻ります。それから、必ずパソコンを再起動してから、新たにBoot CampからのWindowsのインストールをチャレンジしてください。

何回もインストールにチャレンジしましたが、うまく行かないので、Sierraでのインストールをあきらめ、High Sierraにアップグレードをしてから、インストールを試みることにしました。

 

2.High Sierraでのインストールの準備

アップルストアのアップデートから、High Sierraにアップデートを行いました。

特に問題もなく、アップデートが終了したので、一度再起動をかけてから、Boot CampによるWindows10のインストールを開始しました。

ここで用意するものは、以下のものです。

(1)マイクロソフトのWindows10のisoファイル
(Googleなどで、「windows10 ダウンロード isoファイル」として検索するとダウンロードページを探せます。64bit、日本語版のisoファイルをダウンロードします。)

このダウンロードされるisoファイルは、現時点での最新版のWindows10のバージョンになっています。(今回、Fall Creators Updateが含まれるWindows10となっていました)

(2)USB2.0のUSBメモリ(16GB以上のもの、あらかじめMacのディスクユーティリティでFAT32フォーマットしておく・・・消去することでフォーマットされます)

(3)Windows10 Homeのライセンスキー(正式版を店頭で購入します。USBメモリタイプなど)

3.Boot Campからのインストール

(1)Boot Campを起動します。

Bootcamp

上記の画面では、2つの作業にチェックがついています。
1つは、「インストールディスクの作成」、もう1つは、「Windowsのインストール」です。

この段階で、あらかじめインストールディスクとなるUSBメモリ(USB2.0タイプ、FAT32フォーマット)を接続しておきます。

「続ける」ボタンを押すと、以下のような画面となります。

(2)インストール用USBドライブの作成

この画面では、ダウンロードされたisoファイルが、自動的に選ばれて、isoイメージ欄に表示されています。

また、接続されたUSBメモリが、保存先ディスクとして表示されています。

「続ける」ボタンを押すと、以下のような警告が出てきますが、「続ける」ボタンを押します。

Windowsファイルをコピー中となります。

同時に、USBメモリの名称が「WININSTALL」という名前に変更されます。

最後に、以下のような表示がでますので、パソコンのログインで使用しているユーザ名とパスワードを入力して、「ロックを解除」ボタンを押します。

(3)Macパーティションと、Windowsパーティションの比率の設定

以下のような表示がでますので、パソコンのログインで使用しているユーザ名とパスワードを入力します。

パーティションの比率の割合を変更するための画面が出てきます。

私の場合は、主にWindowsで使用しますので、Windows側の比率を大きく設定しています。

パーティションの比率の変更は、2つのOSの境界部分をドラッグするだけです。

インストールボタンを押すと、パーティション作成が開始されます。

パーティション作成が終わると、自動的に再起動がかかります。

(4)Windowsのインストールの開始

しばらくして、以下のような画面が出てきます。
日本語(日本)、日本語(日本)、Microsoft IME、日本語キーボードという初期状態で問題ありませんので、「次へ」ボタンを押します。

Windowsのライセンスキーを入力してから、次へボタンを押します。

OSの種類が表示されるので、次へボタンを押します。

マイクロソフトのソフトウェアライセンス条項が出ますので、「同意します」にチェックして、次へボタンを押します。

(5)Windowsインストールパーティションの選択

以下のようなパーティションテーブルが表示されます。

上から4番目のパーティション(BOOTCAMPと書かれている)がWindowsがインストールされるパーティションとなっていますが、このままでは、インストールできません。

そこで、このパーティションを選択した後、「削除」ボタンを押します。

パーティションが削除され、未使用領域となりますので、その状態で、次へボタンを押します。

(未使用領域に対してインストールが開始されると、自動でWindowsのフォーマットが行われるので問題ありません)

(6)インストールの開始

USBドライブから、ハードディスクに対して、Windowsのインストールが開始されます。

インストール後、パソコンは自動的に再起動されます。

しばらく待つと、以下の画面が出てきます。

ここまで来れば、Windowsのインストールは成功しています。

マイクロソフトアカウントを持っている場合は、ここでサインインをします。

マイクロソフトアカウントを持っていない場合は、左下のオフラインアカウントを設定してください。

何個かの設定画面を経由して、デスクトップが出てきたら、Boot Campのインストールのウィンドウが出てきますので、インストールを実行してください。

Boot Campのインストールが完了すると、自動的にDOSプロンプトが起動して、Windowsシステム評価ツールが実行され、ディスプレイの設定などが最適化されるようです。

以上で、MacMini(High Sierra)へのBoot Campを利用したWindows10のインストールが終了しました。

Boot Campを使ったWindowsのインストールは、使用している機種によって異なることがあります。

High SierraのBoot Campを利用したWindowsのインストールの詳細については、こちらのページを参照ください。