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古いパソコンをWindows10にする方法

Windows10パッケージ版

昔からパソコンを使っている方は、自分が使ってきたパソコンをできるだけ長く使いたいと考えていると思います。

Windows10のパソコンが主流になりつつある今、昔のパソコンをこのまま使い続けるのがいいのか、それとも新しいパソコンに買い替えるのがいいのかと悩んでいる方も多いと思います。

さすがに、Windows XPについては、かなり前にサポートも終わっていますし、アプリや周辺機器も対応しなくなってきているので、XP自体を使い続けることはすでに難しい状況です。

Vistaのパソコンについても、2017年4月11日にマイクロソフトからのサポートが完全になくなりますので、Vistaを使い続けることも難しい状況になってきています。

かと言って、まだ問題なく動いているパソコンをお蔵入りしたり、廃棄するのは忍びないと考えている人も多いと思うのです。

なんとか古いパソコンであっても、いま一度復活させたいという思いもあると思います。

そこで、古いパソコンにWindows10を入れることはできるのかという点について書いてみたいと思います。

 

まず、システム要件を確認しよう

私個人としては、古いパソコンにWindows10を入れたりして使っていますが、スペック的には以下のようなものであれば、なんとかWindows10をインストールしても大丈夫ではないかと考えています。

・2007年以降に購入したデスクトップパソコンで、メモリが増設できて、ハードディスクが交換できる機種
・Windows Vistaで、CPUがCore2Duo以上のデスクトップおよびノートパソコン
・Windows 7が購入時に入っていたデスクトップおよびノートパソコン
・Windows 8 / 8.1が購入時に入っていたデスクトップおよびノートパソコン(タブレットタイプはダメ)

でも、一般にはマイクロソフトが公表しているシステム要件を確認してください。
以下がWindows10に必要とされているシステムの要件です。

●プロセッサ(CPU): 1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサ
●メモリ: 2 GB以上
●ハード ディスクの空き領域: 20 GB以上
●グラフィックス カード: DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)
●ディスプレイ (画面解像度): 800×600

上記のようなシステム要件を満たせば、現在Windows XP, Vista, 7, 8, 8.1などが入っているパソコンであってもWindows10をインストールすることが可能だということです。

しかし、個人的に追加しておきたいのは、
●内臓のCD/DVDドライブがある
●有線LANポートがある
●Intel系のCPUである
●ハードディスクのタイプは必ずSATAタイプである(Vista以降はSATAタイプです)
という要件も大切だと考えています。

たぶんここで悩むのが、
「 1ギガヘルツ(GHz)以上のプロセッサ」ということです。
現在のほとんどのパソコンは1GHz以上のCPUになっていますが、確認したい方は、「ファイル名を指定して実行」から「winmsd」(WindowsXPの場合)もしくは、「msinfo32」(Windows Vista/7の場合」を実行するとCPUのギガヘルツ数を確認することができます。
※メモリ容量も確認できます。

もう一つ、「グラフィックス カード: DirectX 9 以上」については、「ファイル名を指定して実行」から「dxdiag」を実行すると、DirectXのバージョンを確認できます。

さらに、メモリですが、本来はもっと多いほうがいいので、3GBや4GBまで増やせる場合は、無理して増やしたほうがいいと思います。

ただし、上記のシステム要件を満たしていたとしても、実際にWindows10をインストールすると、以下のような不具合が生まれることがあります。

●サウンドが出なくなった。
●CDやDVDが認識できなくなった。
●SDカードなどの認識ができなくなった。
●LANアダプタが使えず、インターネットに接続できなくなった

でも、これらの問題は、実際にやってみなければわからない部分も多いので、問題が出た段階で解決方法を探すしかありません。

 

古いパソコンには、Windows10 Home 32bit パッケージ版を購入すること

Windows XP/ Vista / 7 などのパソコンの場合、OS自体は32ビットで動いているケースがほとんどです。

このため、Windows10を入れるにしても、やはり32ビット版の方が安全です。

特に、メモリが4GB未満という場合は、32ビット版を選んでください。
一方、メモリが4GB以上という場合は、64ビット版でも大丈夫です。

それと、Windows10 Home 32ビットパッケージ版には、ディスク版とUSB版がありますが、古いパソコンの場合は、USBからのブートが出来ない場合もあるので、ディスク版のパッケージの方がいいと思います。

DSP版の方が安いと思われる方も多いと思いますが、必ずパッケージ版にしてください。パッケージ版の方が絶対に安全です。

価格的には、16000~17000円程度ではないかと思います。
最近は、USB版が主流になっていますが、ソフマップの店舗に行けば、ディスク版も手に入ると思います。

どうしても、手に入らない場合は、シリアル番号さえあれば、Windows10のサイトからisoファイルをダウンロードして、それからディスクを作成するというような方法もあります。

 

できれば、ハードディスクも交換したほうがいい

古いパソコンで、かなり使い込んだパソコンの場合は、ハードディスクも交換するのがいいと思います。

ハードディスクは、デスクトップパソコンであれば、内臓3.5インチSATAハードディスクが通常です。また、ノートパソコンの場合は、内臓2.5インチSATAハードディスクが通常です。

これらのハードディスクは、500GB~1TB程度のものであれば、10000円以内で購入することができます。
※購入はお店であればソフマップ、ネットであれば、ソフマップ、アマゾンなどが便利です。
※慣れていない人はネットではなくて、店頭で店員さんに確認して購入したほうがいいです。

ハードディスクの交換をしたことがない人は、まず持っているパソコンからハードディスクを取り出すことができるかどうかを調べてください。ノートパソコンなどでは、かなり困難な場合も考えられます。
取り出すことができれば、そのハードディスクを持って、店頭に行けば間違うこともないと思います。

 

クリーンインストールで、起こる問題点

メーカーで作られたパソコンに対して、Windows10のパッケージ版をインストールすると、内臓する機器のドライバが見つからないために、Windows10はインストールされたけれども、機器が認識できないために基本的な機能が使えないという問題が生じることがあります。

最も大切な機器のドライバは、ネットワークドライバです。ネットワークドライバがないと、インターネットに接続できないので、その他のドライバも手に入れることができませんし、アップデートなどもできません。

そこで、ネットワークドライバが、Windows10のインストール直後に正常に動いているかどうかが重要なポイントになります。もし、ネットワークドライバが正常に動いていない場合は、市販のUSBタイプのLANアダプタや、USBタイプの無線アダプタを購入して取り付けることで、この問題を回避できます。

インターネットに接続できさえすれば、ドライバなどをネット上から検索してインストールするようなことも可能になり、認識できなかったドライバを手に入れることができます。

 

古いパソコンにWindows10を入れるより、新しいパソコンを購入したほうがいいのか?

確かに、お金のある人は新しいWindows10のパソコンを購入したほうが手っ取り早いと考えると思いますし、古いパソコンと格闘する時間がもったいないと感じる方も多いと思います。

しかし、古いパソコンにWindows10をなんとか入れてやろうと努力する中で、パソコンの技能が高まり、パソコンのハードウェアの仕組みを知ることができるというメリットもあるのです。

つまり、自分のスキルの上達のためにあえて、古いパソコンを利用するということです。

人によっては、わざわざ中古のパソコンを購入して、Windows10を入れることで、ハードウェアを勉強している人もいます。

また、一度このようなことができるようになると、OSが変わるたびにパソコンを買い替えるのではなくて、自分の納得できる時期にパソコンを買い替えることができるようになります。

スマホで撮った写真、どうしてます?

スマホで写真撮影

スマホ写真はどこに?

毎日使っているスマホですが、あなたはスマホで撮った写真をどうしてますか?

  1. ただ撮りだめて、スマホ上に保存している
  2. ブログやFacebookやInstagramに投稿している
  3. 気に入った写真だけメールに添付して送っている
  4. パソコンに接続して写真をパソコンに移動している。

だいたいは、こんな使い方だと思います。

でも少し知識がある方は

写真をGoogle Photosにアップロードしているのです

iPhoneでも、Androidでも、アプリのGoogle Photosをインストールすると、WiFiに接続している状態で、スマホの中のすべての写真をすべてクラウド上のGoogle Photosの中にアップロードしてくれるのです。
(WiFiに接続して、このアプリを起動した状態で、アップロードされます)

Google Photosは、スマホで撮影した高画質の写真を容量の限度なくクラウド上にアップできるサービスなのです。しかも、完全に無料なのです。

Google Photosは、同時にパソコンからもアクセスできますので、パソコン画面上で気に入った写真があったらいつでもダウンロードすることもできます。

このサービスに必要なのは、Google IDとパスワードだけです。Gmailをお持ちであれば、それがGoogle IDなので、すぐにこのサービスを使うことができます。(パスワードを忘れていなければね)

もし、あなたのスマホの容量が写真やビデオでいっぱいになっているとしたら、このアプリを使うことで、写真やビデオをクラウド上にバックアップしてから、スマホ内にある写真やビデオを消去すれば、空き容量を増やすことができます。

iPhone(写真)やAndroid(アルバム)にある写真は、このアプリ経由でGoogle Photosにアップされるわけですが、iPhone(写真)やAndroid(アルバム)内の写真を消去しても、Google Photos内の写真は消去されないようになっています。

逆にGoogle Photos内で写真を消去しても、iPhone(写真)やAndroid(アルバム)内の写真は消去されないようになっています。

つまり、スマホ内の写真フォルダから、Google Photosへの流れは「同期」ではなくて、「一方方向的なもの」となっているからです。

もし、iPhoneやAndroidを買い替えたとしても、写真は永久にGoogle Photos内に保存されていますので、スマホの写真のバックアップ先としては、とても安心ですね。

ちなみに、iCloudなどは容量に制限があるし、同期タイプなのでバックアップとしては不安があります。マックを持っている方であれば、マック上にすぐに同期ができて便利ですが、マックの保存容量を考えると、写真が増えすぎて困ってしまうこともあるかと思います。

iPhoneを持っている方の場合は、Gmailを持っていないという方もいるかと思いますが、アプリのGmailをインストールして、Google ID(Gmail)とパスワードを登録すれば、すぐに使えます。

本当に残しておきたい写真はどうする?

ということで、毎日数多くの写真をバシバシと撮っている時代になってきましたが、果たして撮った写真の価値という点ではどうでしょう。

ブログやFacebookやInstagramなどに投稿できる写真は公開されますので、なんでも掲載できるというわけではありません。

やはり、記念に残るような写真は印刷して保存しておかないと、いずれ紛失してしまうこともあります。

かといって、お店のプリントに出しても、アルバムの整理が必要だし、家のプリンタで印刷するのは、手間がかかります。

そういうときにお薦めしたいのが、「ネットでの写真集作成」です。

ネットでの写真集(フォトブック)作成とは?

フォトブック

昨今、さかんになってきているのが、ネットで注文する写真集(フォトブック)の作成です。

昔はかなりの値段した印刷本の作成が、今の時代はとてもリーズナブルな価格で提供されています。

驚くのは、写真集(フォトブック)を1部から注文できることです。

個人的にお薦めなサイトをご紹介したいと思います。

(1) PHOTOPRESSO (初心者向き)

https://wpb.imagegateway.net/top/

このサイトは、Canonが運営するサイトです。特徴としては、2種類のサイズのみに特化している点です。

・TRAD(トラッド)
タテ182×ヨコ128のサイズの写真集です。とてもコンパクトなサイズです。価格は40ページで1620円(税別)とかなりの安さです。

・Grande(グランデ)
B5サイズの写真集です。こちらはかなり大きいので見応えがあります。価格は16ページで880円(税別)とこちらもかなりの安さです。

作成方法は、このサイト上にあるアプリを使って、パソコン上の写真を読み込みながら作成することになります。作成した写真をそのまま注文することができます。

支払方法は、クレジットカードやコンビニ振込などが利用できます。また、ギフトしてラッピングして送ることもできますので、プレゼントなどにも最適です。

(2) vivipri (凝りたい人はこちら)

http://www.vivipri.co.jp/photobook/main.html

このサイトは、「株式会社 福多デジタルフォト」という会社が運営しているサイトです。
写真集だけでなく、年賀状のプリントやネット注文もやっているサイトです。

写真集(フォトブック)のサイズは、あらゆるサイズに対応しており、好きなサイズを選ぶことができます。

こちらでは「銀塩フォトブック」という名称で、100年保存ができる印刷になっており、記念としていつまでも残したい人に最適だと思います。

また、vivipriの場合の特徴は、インターネット上で作成するのではなく、「フォトブック編集エディター」というアプリをパソコンにダウンロードして、パソコン上のアプリとして作成できます。

この「フォトブック編集エディター」の機能はとてもすばらしく、デザイン的にもすぐれたフォトブックを自由に作成できます。

価格は、多少高めに見えますが、高度なフォトブックができることを考えると、こちらもとてもリーズナブルな価格のように思えます。

支払方法は、クレジットカード、銀行振り込み、コンビニ振込などが利用できます。


私自身も、PHOTOPRESSOを使って、写真集を作ってみましたが、かなり解像度の高い写真が大きく印刷できますので、最近のスマホで撮影した高画質な写真などに最適だなあと感じました。

是非、ご利用してみてください。

新フォント 游明朝・游ゴシックを使ってみよう!

「游明朝」と「游ゴシック」というフォントは何なのか?

Office2016から新しく導入されたフォントがあります。
それが、「游明朝」と「游ゴシック」というフォントです。

Word2016では、標準フォントになっていてびっくりされた方も多いと思います。

まずびっくりするのが「游」(ゆう)という字ですね。

この游(ゆう)という言葉の意味は
「およぐ。足をつけずにゆらゆらと水面に浮かぶ。定着せずにゆらゆら動く。あそぶ。あそばす。固定せずにゆらゆらと動く。」という意味のことのようです。

意味はともかく、游明朝や游ゴシックという書体は、東京の高田馬場にある(有)字游工房が作成したものだそうです。

この字游工房という会社は、Macでは有名な「ヒラギノ書体」を作成した本家のようなのです。
今回、Windowsにも新しいフォントを提供してきたということで、今後注目されるかもしれませんね。

 

「游明朝」と「游ゴシック」には、細字と太字があります。

これまでのWindowsにあるフォントと游フォントを比べてみたのが以下の図です。

游明朝と游ゴシック

游明朝や游ゴシックは、従来のフォントに比べると少しスリムになっているように感じます。
一方で、英語や数字がとてもはっきりして読みやすいという感じを受けます。

それと一番の特徴が、文字の太さとして細字の「Light」太字の「Demibold」が用意されています。

メイリオやMeiryo UIと比べると、文字の横幅がスリムになったことで、文字間を十分に確保することで読みやすくなっている点と、英語や数字もコンパクトになり、認識しやすくなっているように感じます。

 

Wordでの游書体の行間ステップは、11です

Wordの場合、文字のサイズに応じて行の高さが自動的に調整される機能を持っています。

たとえば、MS 明朝やMS ゴシックなどのフォントの場合、14ポイントの倍数で行の高さが変化するという特徴を持っています。

これに対して、メイリオは、10ポイントの倍数で行の高さが変化し、Meiryo UIは11ポイントの倍数で行の高さが変化するという特徴を持っていました。

今回の游明朝と游ゴシックについては、Meiryo UIと同様に11ポイントの倍数で行の高さが変化するという特徴を持っています。

 

游明朝と游ゴシック書体は無料でダウンロードできます

游明朝と游ゴシックはOffice2016に付属しているフォントですが、Windows 7とWindows 8のパソコンであれば、無料でダウンロードして使用することが可能です。

インストールすると、Office2010、Office2013で使用することが可能です。

ダウンロードサイトは、以下のアドレスです。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=49116

ダウンロードボタンを押して、デスクトップに保存してください。
次に、保存した「eayufontpack.exe」というファイルを起動するとインストールが開始されます。

インストール後は、WordやExcelを起動すれば、游フォントがフォント一覧に表示されています。

Office2010やOffice2013をお使いの方は、ぜひお試しください。

マイクロソフトが向かっている未来とは?

1.なぜOSは変化していくのか?

OSなんて興味ないと思っている人もいるでしょうが、パソコンのOSを作っているメーカーにとっては、時代の変化に合わせて次世代のOSをどのようにすべきかを常に自問自答しながら進んでいると思います。

マイクロソフトの場合は、1980年代のMS-DOSから始まり、1990年代にWindowsに進化させて、ここ20年余りは世界のPCの標準OSとして評価されてきた歴史があります。

パソコンを使っていると、3年毎に新しいOSに変化していることに、何の意味があるのかと思ってしまいますが、以前のOSを継承しながら、新しいOSを生み出していくことは、想像を超えるほどの大変さがあると思います。

もちろん、マイクロソフトは、ソフトメーカーですから新しいOSを生み出していかないと利益が得られないということもありますが、おそらくインターネットの進化や、スマホやタブレットの進化や、使っている人々からの要望や、迫ってくるセキュリティの脅威や、ハードウェアの進歩や、対抗するOSメーカーの台頭など、その他もろもろの理由から、新しいOSの開発を絶えず行う運命にあるのだと思います。

 

2.OSのアップグレード方法が根本的に変わった

ここ1年、マイクロソフトは、Windows 7や8.1のOSからWindows 10への無料アップグレードという壮大な実験を行う中で、従来からのWindows OSのあり方を根本から進化させてきていると思います。

つまり、パソコンのハードウェアを変えることなく、インターネット上から次期OSをダウンロードさせて、それをインストールするということをマイクロソフトとして初めて実現させたからです。

昔は、OSの発売は世界的な儀式であって、前日の夜に秋葉原の店頭に行列を作るというような光景がありましたが、現在ではそのような光景を見ることはなくなっています。

もちろん、アップルはかなり前から、OSのアップグレードをインターネット経由で行っていますが、それはアップル独自のパソコンに対してだけであって、Windowsのような多種多様なパソコンを相手にして、アップグレードすることは、かなり難しく、技術的な困難さがあったと思うのです。

この経験から、Windows 10以降のWondows OSは、今回と同じようにネットからダウンロード&インストールという流れになることは確実です。さらに、この手法をとることで、Windows OSの違法コピーなどにも十分に対処できるようになっています。

 

3.マイクロソフトアカウントの出現

一方で、マイクロソフトは、マイクロソフトアカウントをパソコンごとに紐付けて、同じアカウントを持つパソコンどうしの環境を同期できるようにしました。Windows 7までのパソコンではローカルアカウントが主流でしたが、Windows 8.1になって、マイクロソフトアカウントが出現して、OSのアップグレードを含めたマイクロソフトのサービスの全体に対して、マイクロソフトアカウントが必須要件となってきました。

そして、Windows 10では、従来のソフトウェアとWindowsアプリの間の垣根がなくなってきて、マイクロソフトアカウントなしでは、パソコンを十分に使用することができないような状況になりつつあります。

さらに、Office環境についても、現在ではメディア(CDやDVD)での販売がなくなり、すべてネット上からのインストールという形態をとるようになり、そこでもマイクロソフトアカウントとの紐付けが必要になっています。

このような状況は、パソコン自体が、ハードウェア中心の世界から、アカウント中心の世界になってきたことを意味しています。このことは、アカウントとして設定するメールアドレスとパスワードの重要性がかなり高まってきたという意味でもあります。

 

4.アップルからの影響

マイクロソフトは、良くも悪くもアップルからの影響を強く受けていると思われます。アップルのスティーブジョブズは、アップルが開発した新しい機能をマイクロソフトがすぐに真似して取り入れていることに腹を立てていましたが、マイクロソフト自体は、もともと多くの会社を買収することで、新しい技術をWindowsに取り入れるというビジネスの考え方をしています。

アップルは、早くからApple IDによるユーザー管理を行っています。これはiPodという音楽プレーヤーを発売しているころからです。インターネット上にある楽曲を購入するため、クレジットカード情報とアップルIDを結び付けて、購入した楽曲の管理をするというシステムを開発したわけです。

このiPodが出てきたのが、2001年ですが、ネット上の楽曲を購入できるようになったのは、iPod nanoが発売された2005年ごろからです。アップルはこのように早い時期から、アカウント管理という概念を生み出して、その後に発売されるiPhoneやiPadに対しても、このような技術を継承しています。

このアカウントという考え方は、単なるログインIDとパスワードという考え方とは異なり、インターネット上で共通して使える世界に1つしかないIDという考え方で、ハードウェアを越えて、様々なサービスと連携できるというものになっています。

マイクロソフトも、Windows8の発売に併せて、OSとネットを結び付けるためにマイクロソフトアカウントと連携した様々なネット上のサービスを生み出してきています。

 

5.Officeの価値を多次元化している

Officeといえば、Word、Excel、Powerpointと連想するソフトですが、実はここにきてマイクロソフトはOfficeの価値をより高めるという方向で動いています。

それは、Officeを3層構造として、多次元化している状態です。(下図)

Officeの構造

従来のOfficeであるPC用Officeに加えて、「Office Online」と呼ばれるブラウザ上で操作することができるOfficeがあります。また、タブレットやスマホで使えるOfficeアプリもあります。

これらのOfficeのグループは、マイクロソフトアカウントでつながれており、作成したドキュメントは、OneDriveを通して同期され、閲覧や編集ができるようになっています。

さらに、最近ではDocs.comという公開と共有用の領域を設け、ホームページなどとの連携も視野に入れています。

PC用Officeとタブレット・スマホ用Officeはインストールして使うタイプのものですが、ネット上のOffice Onlineは、マイクロソフトアカウントを持っていれば自由に使うことができるという便利なものになってります。

さらに、ネット上のOfficeでは、複数のメンバーで同時に作業できる機能も備えており、スカイプなどと連携することで、ネット会議などで利用できる可能性もあります。

このようなOfficeのしくみは、Office365というマイクロソフトアカウントで管理されるOfficeと連携しており、Office365の年間契約を持つユーザーに対しては、さまざまな有利なサービスを利用できるしくみが作られています。

マイクロソフトは、OSのソフトメーカーですが、それよりもMicrosoft Officeのソフトメーカーとして知られています。近年は、このMicrosoft Officeに似たOfficeソフトが安価で提供されていることもあり、マイクロソフトの独自性を保つ意味でも、このようなネットで連携したサービスを売りにしてOfficeのライセンスを広めようと考えているのだと思います。

 

6.サブスクリプション型Officeへの移行

Officeソフトは、1度購入すれば何年でも使用できる「永続ライセンス型」のOfficeと、Office365シリーズのように、1年ごと、1ヶ月ごとにライセンスを契約する「サブスクリプション型」のOfficeの2種類があります。

まだ、永続ライセンス型のOfficeを使っている個人や会社が多いと思いますが、最終的にはサブスクリプション型のOfficeに移行してくるのではないかと思われます。

サブスクリプション側Officeは、年ごともしくは月ごとの支払いが出来るので、集中してWordやExcelやPowerpointを勉強したいという人には、低コストで始められる利点があります。

さらに、契約中に新しいバージョンのOfficeが発売された場合でも、無料で新しいバージョンをインストールができるので、新しいバージョンに移行するためのコストがかかりません。

つまり、パソコンを購入した時に、最初からインストールされているOfficeは、永続ライセンス型であるので、新しいバージョンにアップグレードするためには、新しいバージョンを購入する必要がありますが、サブスクリプション型Officeの場合は、常に新しいバージョンを手に入れることができるという利点があります。

 

7.「Office365サービス」とは何か?

1年ほど前から、パソコン量販店で売られている日本のメーカーのパソコンには、Office2013やOffice2016がプレインストールされていますが、同時に「Office365サービス」が付属しています。

この「Office365サービス」というよくわからないネーミングで混乱している人も多いと思いますが、これは、永続ライセンスのOfficeをパソコンといっしょに購入した人向けの特別なサービスという意味です。

具体的には1年間のみのOffice365サービスが付属しているというもので、必要があれば、1年経過したのちもサービスを継続するために、1年間ごとにライセンスを更新する必要があります。この継続ライセンスの料金は6000円程度ですが、永久ライセンスを持っているのに、毎年お金をし払うという人はほとんどいないと思います。

でも、3年ごとにバージョンアップを繰り返しているMicrosoft Officeのことを考えると、6000円×3年=18000円程度(初回は12000円)で、次のバージョンのOfficeが無料で手に入るとしたらどうでしょう。

というように、長い目でのコストを計算すると、Office365サービスもお得な部分があります。

 

8.マイクロソフトが目指している未来のパソコンの形とは?

Windows10の次のOSがどのような形に変化していくのか?ということですが、それは誰にもわかりません。

しかし、現時点での流れを見ると、キーワードは、「AI(人工知能)」「ネット連携の強化」「Windowsアプリの強化」ということになるのではないでしょうか。

そして、あくまでもマイクロソフトはソフトメーカーでありつづけると思います。

アップルやグーグルの真似をしてSurfaceなどのタブレットライクなパソコンを作ってはいますが、ハードウェアはそれほど得意ではないので、Officeを中心としたソフトウェアをより進化させていくことに注力してゆくのではないかと思います。

そして何よりも、ハードウェアの進化に対応するOSや、ITでの利用に特化したOSなど、利用形態に応じた多種類のOSが今後出てくるのかもしれません。

そして、アンチマイクロソフトの人たちがいることで、逆にマイクロソフトは、正しい方向にOSを進化させているのかもしれません。

最後に個人的な意見を言わせていただくと、Windows OSも、MacOSも、Linux OSも、すべてパソコンにインストールして使用していますが、できればOS自体もネット上にあって、アップデート処理などがいらないような形にしてほしいと思っています。(あくまでも希望ですが・・・)

Windows10のAniversary Updateを手動でインストールしてみた

Windows10のパソコンに対して8月2日以降、Windows Updateの中で、Aniversary Updateと呼ばれている大きな更新プログラムがダウンロードおよびインストールされていく予定です。

世界中で、このアップデートが行われるということで、一度に行うと回線がパンクすることから、マイクロソフトでは、対象となるパソコンを順番に決めながら、Windows Updateでの自動更新を行っている模様です。

今回、Windows Updateを待たずに、手動でAniversary Updateを行ってみましたので、その経緯についてご報告させていただきます。

なお、このAniversary Updateですが、更新にかかる時間はおよそ2時間ほどで、かなり大きな更新となります。Windows 10のアップグレードの場合もそうでしたが、突然仕事中にアップデートが始まるという事態を避けたい場合は、今回の方法のように、マニュアルで余裕を持って更新作業を行うのがいいかと思います。

また、もしもの時に備えて、大切なデータはバックアップしておいたほうがいいと思います。

 

1.スタートボタンから「設定」をクリックして、設定画面を表示します

ここでは、「更新とセキュリティ」をクリックします。

01設定画面

2.Windows Updateの項目の中にある「詳細情報」の文字をクリックします

ここでは、Windows Updateの項目の中に入ります。
ここで、更新プログラムがたくさん表示されている場合は、そちらの更新をすべて行ってください。

下図のように、「お使いのデバイスは最新の状態です」という表示が出てきた状態になったら、この項目の下にある「詳細情報」の文字をクリックします。

02WindowsUpdate

3.Windows10 Aniversary Updateのページが開きます

インターネットが開いて、「Windows10 Aniversary Updateについて」のページが開きます。

03AniversaryDownload

4.Aniversary Updateを入手するボタンを押します

ここでは、ページのすぐ下にある「Aniversary Updateを入手する」ボタンを押します。

04AniversaryDownload

5.ページの下にあるダイアログで、「実行」ボタンを押します

ページに下に表示される「・・・を実行または保存しますか?」というダイアログの中の「実行」ボタンを押します。

05AniversaryDownload

7.ダウンロード終了後も、実行ボタンを押します

「・・・のダウンロードが完了しました」の表示が出たら、「実行」ボタンを押します。

06AniversaryDownload

8.さらに、セキュリティ警告ダイアログでも、実行ボタンを押します

セキュリティの警告画面が出てきたら、「実行」ボタンを押してください。

07AniversaryDownload

9.Windows10の最新バージョンへの更新という画面が表示されます

プログラムが実行されると、「Windows10の最新バージョンへの更新」という画面が表示されてきますので、ここでは、「今すぐ更新」ボタンを押します。

08Install

10.互換性のチェックが行われます

ここでは、パソコンが更新プログラムに対して互換性を持っているかをチェックします。
問題ない場合は、「次へ」ボタンを押します。

09Install

11.更新プログラムを準備しています(ダウンロード)

画面が変わり、「Windows10更新プログラムをダウンロードしています。お待ちください」という表示が出て、0%から100%まで変化していきます。ここでは、かなり時間がかかりますので、じっと待ちます。

10Install

12.更新プログラムを準備しています(ダウンロードの検証)

画面が変わり、「ダウンロードを検証しています。お待ちください」という表示が出て0%から100%まで変化していきます。ここでも時間がかかりますので、じっと待ちます。

11Install

13.更新プログラムを準備しています(Windows10の更新)

画面が変わり、「Windows10を更新しています。お待ちください」という表示がでて、0%から100%まで変化していきます。こちらは、かなり長い時間待つ必要があります。

12Install

う~ん長いなあ!

13Install

14.再起動を求められます

Windows10の更新が100%まで来ると、パソコンの再起動を求められますので、「今すぐ再起動」のボタンを押して、パソコンを再起動してください。

14restart

15.再起動後は、自動で何度か再起動を繰り返します

パソコンを再起動すると、自動で更新プログラムの構成が行われるために、パソコンは何回か自動で再起動を繰り返して、設定処理を行います。

15update

16.いよいよログイン画面が出てきます

やっと、Windows10のユーザーログイン画面が出てきます。以前の画面と少し違ったログイン画面になっています。

16login

17.「PCの準備をしています」の画面になります。

ログイン後もひきつづき設定が行われます。

17junbi

まだまだ続きます。

18junbi

18.最後の画面の「さあ始めましょう」です。

19junbi

19.やっとデスクトップの画面が表示されます

とうとうデスクトップの画面に戻ってきて、「更新していただきありがとうございます」の表示が出てきます。
ここでは、終了ボタンを押すだけです。

20finish

以上が、Windows10 Aniversary Updateの流れです。

びっくりするのは、Windows10へのアップグレードを同じくらいの時間がかかっているということです。

パソコンによっては、途中で問題が生じることもあるようなので、データのバックアップだけはしっかりやってから実行してください。

個人的には、特に不具合等は全くありませんでした。

20.Aniversary Updateで何か変わったのか?

正直言って、最初は何が変わったのかはよくわかりませんでしたが。

最初に気づいたのは、スタートメニューの変化です。

startmenu2

よく見ると、左側に縦方向にアイコンがあります。

これは下から「電源」「設定」「エクスプローラー」「ユーザー」というアイコンです。

以前あった「すべてのアプリ」というものがなくなり、最初からすべてのアプリが確認できるようになっています。

また、タスクバーの右下隅を見ると、アクションセンターの吹き出しアイコンが日付や時間よりも右側に位置していました。

actioncenter

さらに、タスクバーを右クリックしてみると、

Inkワークスペース2

「Windows Ink ワークスペースボタンを表示」というメニューがあったので、クリックしてみると、タスクバーにペンの絵のようなアイコンが表示されました。

これが、今回新しく追加されたアプリのようです。

まあよくわかりませんが、とりあえず無事に終わってなによりというところです。

それほど焦ってアップデートする必要はないのですが、Windows Updateとしてやってくるので、いつ来るのかがよくわからないと思います。時間のある方は、手動でアップデートしたほうがいいかと思います。

Windows10のように突然開始されるということはなくて、更新画面は表示されても、「今は更新しない」という選択肢もあるようなので、安心してください。

Office356soloのライセンス取得失敗の事件簿

Office365soloライセンス

先週は、Windows10へのアップグレードサービスに合わせ、パソコン教室のパソコンをWindows10にする作業に追われていましたが、今週はその作業も終わりほっとして、全体的なパソコンの整備を行っていました。

今回は、今週しでかしてしまった「Office365solo」のライセンス取得の失敗事件をご報告いたします。

 

Office365soloのインストール方法とは?

Office365soloというのは、マイクロソフトの新しいOfficeの形態で、マイクロソフトアカウントに紐付けて、ライセンスを管理するタイプのOfficeで、購入すると2台までのパソコンにインストール可能なものです。

従来のOfficeと異なるのは、そのインストールはCDやDVDを使わずに、マイクロソフトのマイアカウントページからダウンロードして行う形式になっています。現時点では、インストールされるOfficeのバージョンは2016となりますが、新しいOfficeのバージョンが発売された場合には、新しいバージョンに変更することができるという融通性も備えています。

パソコン量販店に行くと、Office365soloという名前の「ライセンスカード(紙)」だけが売っていて、1年間のライセンスが12,000円前後の価格で売られています。この紙の裏に、セットアップのためのアドレスとコインでこすると出てくるライセンス番号があります。

手順としては、インターネットブラウザを起動し、セットアップのためのページを出して、ライセンス番号を入力し、その後自分のマイクロソフトアカウントでログインすると、その段階でマイクロソフトアカウントにOffice365soloのライセンスが紐付けられます。
(マイクロソフトアカウントを持っていない人は、この時点で新しいアカウントを作成することできます)

あとは、マイアカウントページの中にあるOfficeの画面に行き、そこにある「インストール」ボタンを押して、自分のパソコンにOfficeソフトをインストールするという手順です。インストール後に、Officeを起動すると、マイクロソフト側にインストールされたことが伝えられ、マイアカウントページのOfficeのページの中に、インストールされたパソコンの名称が表示されます。

つまり、インストールすることで、マイアカウントページ内でライセンスが管理されることになるわけです。このインストールは、パソコン2台まで可能で、マイアカウント内のOfficeページには、最大で2台のパソコンの名称が表示されることになります。この場合、ライセンスを別のパソコンに移動する場合は、パソコン名の横にある「非アクティブ」の文字をクリックして、ライセンスを解除すると、そのパソコン名が消えて、新しいパソコンへのインストールが可能になります。

ライセンスを外されたパソコンからは、Officeをアンインストールする必要がありますが、そのままにしておいた場合は、ファイルを開くことはできても、一切保存できないという状態になりますので、実質上は使用できない状態になってしまいます。

一旦、マイクロソフトアカウントに紐付けられると、インストール時に従来のようなプロダクトキーを入力する必要がなくなるので、とても管理が簡単ですし、別のパソコンへのライセンスの移行もユーザー側でできるので安心して使うことができます。

 

勘違いから起こった私の失敗

私の場合、今年の1月(2016年1月末)にOffice365soloを導入して、2台のパソコンで使用していたのですが、今回Windows10にアップグレードを行ったパソコンがあったために、さらに2台分のOfficeが必要になり、7月に再度ライセンスカードを購入していました。

そして、今回2台分のOfficeを追加しようとセットアップページに行って、ライセンス番号を打ちこみ、それから、以前と同じマイクロソフトアカウントを入力してOKしたわけです。

そうしたら、私の期待としては、ライセンスが増えて、トータルで4台分のOfficeがインストール可能になると思っていたのですが、結果は現在契約中のライセンスの期間が1年延長になったというだけでした。

よく考えればわかるのですが、Office365soloは、1つマイクロソフトアカウントに対して、1つのライセンスしか紐付けできないという仕組みになっていて、1つのアカウントで最大で2台までしかインストールできない仕組みだったのです。このため、追加でライセンスを紐付ると単に1年間のライセンス期間が延びるということになるわけです。

まあ、確かに個人でパソコンを使う人にとっては2台で十分ということは理が通っているように思いますが、私のように多くのパソコンを管理していると、ライセンスだけ購入すれば、1つのアカウントで何台も使えるのかなと勘違いする人もいるのではないでしょうか?

間違いに気づいた時点では、後の祭りで、画面上には「あなたのライセンスは2018年1月●日までに延長されました」という言葉が表示されていました。この時点ではすでに登録は終了しており、ブラウザの元に戻るボタンを押しても、契約は元には戻りませんでした。(涙)
(最初のOffice365soloが契約されたのが、2016年1月などで、そこから2年後ということです)

マイクロソフトに電話するしかない!

ここで、考えたのが、マイクロソフトに電話するしかないということです。Office365soloのページに行くと、マイクロソフトのサポートの電話番号あったので、四苦八苦しながら、なんとか直接サポートの人と話せる回線につなぐことができました。

サポートの電話に出てくれた人に、事情を説明すると、「ああ、そういうことですね」と事情をわかっていただいて、何とかできるかを検討していただきました。

本人確認とか、使用状況とかを聞かれましたが、すでに夕方になっていて、明日再度マイクロソフト側からお電話して対応しますというお返事をいただきました。

マイクロソフトに電話がつながったのも奇跡ですが、対応していただけるということで本当にほっとしました。

 

翌日は、Office365soloのリセット作業でした

次の日になって、午後にマイクロソフトからお電話があって、対応するとのお返事をいただきました。

私としては、間違っていれた1年分のライセンスを引きはがし、以前のライセンスの状態に戻すのだと理解していたのですが、延長されたライセンスというのは、元に戻すことができないということで、現時点でのOffice365soloのライセンスを一旦リセットして、2つのマイクロソフトアカウントに対して、別々にライセンスを割り当てるという作業を電話口で手順を追いながら行うというものでした。

私の方では、通常使っているマイクロソフトアカウント以外に、もう1つのマイクロソフトアカウントを持っていたので、2つのアカウントにライセンスをそれぞれ紐付けるという処理を行いました。

マイクロソフトからそれぞれのアカウントに送られてくるメールから作業を行うことで、無事2つのアカウントに2つのOffice365soloのアカウントを紐付けることができました。

そして、この作業した日から1年間のライセンスを2つのアカウントに対してそれぞれいただき、以前のアカウントが持っていたライセンスの期限は置き換えられた結果となりました。私が最初にOffice365soloを契約したのが2016年1月末だったのですが、本来は半年以内であれば、このような処理は許可されていたそうですが、半年を少し過ぎてからの処理だったので、延長なのか、それともライセンスの分離なのかについては、とても微妙な判断だったようです。 結果的に、マイクロソフト側で配慮していただき、特別にライセンスの分離という形をとっていただくことができました。

最終的に、2016年8月から2017年8月までのOffice365soloのライセンスが、2つのマイクロソフトアカウントに対して与えられたので、私としては、半年分のライセンスを余分にいただいたことになり、ラッキーというか、申し訳ないというか、そんな気持ちになりました。

 

Office365soloで気を付けていただきたいこと

今回の私の失敗からの教訓を最後に書いておきたいと思います。

(1)Office365soloの1つのライセンスは、1つのマイクロソフトアカウントのみに紐付けること。

(2)ライセンスを増やしたい場合は、別のマイクロソフトアカウントに紐付けること。
(※3台以上で使いたい人は、別のマイクロソフトアカウントが必要)

(3)同じマイクロソフトアカウントにOffice365soloのライセンスを紐付けると、ライセンス期間の延長になる。

Office365soloは、ライセンスという形での購入で、さらにネット上で契約を行うタイプなので、皆さんも間違えないように注意してください。

680円でエクセルのスキルを上げてくれる本

エクセル本

先日、セブンイレブンで最初に見かけて、ちょっと立ち読みしてから、やっぱり買っておこうと思って、購入した本です。(実は、1回はスルーしたけど、忘れられなくて、再度セブンイレブンに行きました。笑)

この手の本がなぜコンビニにあるのかはわかりませんが、680円でここまで詳しく書いている本はめずらしいと思いました。

ちなみに、エクセルだけでなく、ワードとパワーポイントも少し含まれています。

初めてエクセルを学ぶという人ではなくて、すでに仕事でエクセルを使って仕事をしている人に最適な本だと思います。

エクセル2013を使って説明していますので、エクセル2010にはない機能もあるかと思います。

個人的な意見をいうと、そろそろワードやエクセルやパワーポイントを使っている人は、2010のバージョンから、2013や2016のバージョンに変更したほうがいい時代になってきていると思います。

最近では「Office365solo」というとてもありがたいクラウドライセンス型のソフトウェアもありますので、検討してみてはいかがでしょうか?

いずれにしても、この本では、エクセルの最重要関数が一気に学べるのと、パソコンの賢い使い方に関わるテクニックも書かれているので、絶対にオススメです。

アマゾンでも購入できます。

それと、この本で掲載されているファイルは、この本の最後のページに掲載されている宝島社のサイトからダウンロードできますよ。(独学に最適です!)

Windows10を理解して、使いやすくする方法

Windows10のパソコンを購入した人も、Windows7やWindows8.1からアップグレードした人も、まず始めはWindows10に慣れる必要があります。

Windows10は、Windows7とも全く違いますし、Windows8.1とも全く違うOSです。

この記事では、OSどうしの違いを理解していただくと共に、Windows10を使いやすくする設定について書いてみようと思います。

1.Windows10とはどんなOSなのか?

Windows10は、Windows7とWindows8.1の後継のOSです。
Windows10を一言で言うならば、Windows8.1の中身を持ちながら、Windows7の外観を持つOSです。

Windows10-2

Windows7では、「デスクトップ画面」の上で「ソフト」を使って作業します。これがそれまでのWindowsのOSの長年にわたる姿でした。

一方、Windows8.1では、「デスクトップ画面」と「タブレット画面(スタート画面)」が存在し、デスクトップ画面では「従来のソフト」を使い、タブレット画面では「新しいアプリ」を使います。

そして、Windows8.1では、「従来のソフト」もアプリと呼ばれ、タブレット画面の裏画面にあるアプリ一覧の画面で管理されていました。

Windows8.1では、デスクトップ画面とタブレット画面は完全に独立した画面であり、同時に表示することができなかったため、切り替えながら使うことが求められました。さらに、Windows8.1ではスタートボタンをその切り替え方法として使ったために、スタートメニューにあるべき本来のメニュー(アプリ(ソフト)、各種フォルダ、コントロールパネル)へのアクセスが多段階におよび、使いにくいとの酷評が寄せられました。

さらに、タブレット画面でアプリを起動すると、画面全体に1つのアプリが表示されるので、複数のアプリを起動して切り替えながら使う場合には、余分な操作が必要でした。

これらのWindows8.1の問題点を改良して、Windows7の使いやすさを継承したのが、Windows10のOSとなっています。

Windows10では、標準で起動する画面は「デスクトップ画面」となり、「タブレット画面」は裏に隠されて特別なボタンを押さない限り出てこないようになりました。

そして、すべてのアプリが、デスクトップ画面上で実行され、アプリはウィンドウという形で表示されるため、複数のアプリを同時に起動しても、ウィンドウの切り替えだけで作業ができるようになりました。

つまり、「従来のソフト」と同様に「アプリ」もデスクトップ上でウィンドウズ表示されるようになり、Windows7と同様の作業状態に戻ってきた感じです。

一方、スタートメニューをクリックすると、電源(シャットダウンや再起動)メニューや、設定(コントロールパネル的なもの)にすぐにアクセスできるようになっています。

そして、「すべてのアプリ」をクリックすると、アプリが「A~Z」「あ~わ」の順で表示されて、そこからすぐに起動できるようになりました。

このようなことから、

Windows10 = Windows7の画面操作 + Windows8のアプリ

ということになっています。

2.Windows10で追加されたもの

Windows10で追加されたものは、「アクションセンター」です。タスクバーの右端の方にある四角い吹き出しのアイコンをクリックすると画面右側から出てくるものです。

アクションセンター

アクションセンターの中には、無線WiFiの設定、Bluetoothの設定、複数ディスプレイの設定、画面の明るさの設定、タブレットモードでの切り替え設定、それと「設定(コントロールパネル)」へのアクセスボタンなどがあります。

アクションセンターボタン

Windows10では、スタートボタンの右側に「Cortana」という「ヘルプ用AI」が追加されています。このCortanaは文字で入力する以外に、声でも答えてくれるというものです。

cortana2

Cortanaの設定でマイクの設定をすることで、マイクボタンを押して話すと、Cortanaが答えてくれるようになります。

このCortanaのエリアの右側には「タスクビュー」というボタンがあり、こちらをクリックするとデスクトップの数を増やしたり、デスクトップを切り替えることができる画面が現れます。プラスボタンを押すとデスクトップを追加できるようになり、それぞれのデスクトップで別々の作業ができるようになっています。

さらに、その右隣にあるのが「エッジ」というインターネットブラウザです。これはWindows10での標準ブラウザなのですが、あまりにも使いにくいので、使う必要はありません。
後で説明する「インターネットエクスプローラー」を使ってください。

3.Windows10で変わってきたもの

Windows10では、「設定」=「コントロールパネル」ではありませんが、多くの設定が「設定」の中で完結するようになってきています。

設定

Windows8.1でもそうだったのですが、本来のコントロールパネルが隠されて、アプリぽい設定画面が主流になってきています。

しかし、より詳細な設定は従来のコントロールパネルでしかできないことも多いので、Windows10であっても、コントロールパネルは重要な設定を担っています。

コントロールパネルへはスタートボタンを右クリックして出てくるメニューからアクセスすることができます。

スタートボタン右クリック

従来は、コントロールパネルの「システムとセキュリティ」の中に、Windows Updateがあったのですが、Windows10では、「スタート」→「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」ということで1か所にまとめられたようです。

4.Windows10を使いやすくする設定

(1)画面のアイコンのサイズを変更する

初期設定のデスクトップアイコンでは、小さすぎたり、大きすぎたりすることがあります。

デスクトップ画面を右クリックして、適切なアイコンサイズを設定します。

さらに、アイコンの自動整列のチェックは外しておくほうが便利です。

デスクトップアイコン

(2)デスクトップ上に、PC、ユーザーフォルダ、コントロールパネルのアイコンを表示する。

「デスクトップを右クリック」→「個人設定」→「パーソナル設定の中のテーマをクリック」→「デスクトップアイコンの設定」をクリック」

コンピュータ、ゴミ箱、ユーザーのファイル、コントロールパネルにチェックを入れてからOKボタンを押します。

デスクトップアイコン設定

(3)インターネットエクスプローラーをタスクバーに出す

「スタート」→「すべてのアプリ」→「Windowsアクセサリ」→「Internet Explorer」を右クリック→「その他」→「タスクバーにピンどめする」

この操作により、タスクバーにインターネットエクスプローラーのアイコンが表示されるようになります。

(4)インターネットエクスプローラーの設定

インターネットエクスプローラーのタブの右側で右クリックして、上からチェックを4つつける

ie設定

これにより、メニューバー、お気に入りバー、コマンドバー、ステータスバーが表示されるようになります。

(5)既定のプログラムの設定を変更する

Windows10ではインターネットブラウザやメール、Adobe Readerなどの設定が初期状態でアプリ側に割り当てられています。ファイルを従来のソフトで開きたい場合には、コントロールパネルの中の既定のプログラムの設定で変更できます。

スタートボタンを右クリックして、コントロールパネルをクリックします。

コントロールパネルの中の「プログラム」→「既定のプログラム」→「既定のプログラムの設定」に入ります。

既定のプログラムにしたいソフトを選択した状態で、「すべての項目に対し、既定のプログラムとして設定する」をクリックします。

(例)インターネットエクスプローラーを既定のプログラムに設定する

既定IE

(例)Adobe Reader DCを既定のプログラムに設定する

既定PDF

5.Windows7やWindows8.1からアップデートした方は、プリンタドライバの再インストールが必要です。

Windows7やWindows8.1からアップグレードした場合は、データやソフトは基本的には引き継がれます。しかし、動作しないソフトなどは自動的に削除されることもあります。

また、周辺機器のドライバ(特にプリンタドライバ)は、Windows7や8.1でインストールしたものは使用できませんので、Windows10用のドライバソフトをメーカーサイトからダウンロードして再度インストールするようにしてください。

なお、プリンタの管理画面は、コントロールパネルの中の、「ハードウェアとサウンド」→「デバイスとプリンタ」になります。


以上、Windows10の特徴と設定について書いてみました。基本的な内容だけですが、参考になれば幸いです。

Officeソフトのライセンスの意味を知っていますか?

Office

一般に、Officeをパッケージで購入すると、プロダクトキーというものが付属しています。
このプロダクトキーというものは、Officeをインストールするときに必要なキーで、アルファベットと数字の組み合わせで、25桁で構成されています。

Office2010(2007)のインストール方法

Office2010までのOfficeの場合は、CDやDVDでソフトが供給されていたので、CDやDVDが入っている入れ物のどこかにプロダクトキーが書かれていました。

Office2010までは、パソコンにCDやDVDを挿入して、起動してきたインストーラーに対して、プロダクトキーを入力してから、インストール手順に進むという方法です。

この場合、CDやDVDを紛失したり、プロダクトキーを紛失した場合には、ライセンスを失ってしまうという問題もありました。

Office2013、2016、Office365(solo)のインストール方法

一方、Office2013や2016、Office365(solo)の場合は、CDやDVDでプログラムが供給されているわけではなく、マクロソフトのサーバーからOffice本体プログラムをダウンロードしてインストールすることになります。

この場合は、購入するのは、プロダクトキーのみとなり、店頭でプロダクトキーが入っている小さな小箱を購入するか、インターネットからプロダクトキーをダウンロード購入する形となります。

まず、ソフトをダウンロードするためのURLにアクセスして、その画面上でライセンスキーを入力するようになっています。さらに、同時にマイクロソフトアカウントを求められるようになっています。もし、マイクロソフトアカウントを持っていない場合は、その場で登録することができます。

その後、インストールボタンを押すと、インターネット上から自分のパソコンに対してインストールが進んでいくという方式です。

ただし、Officeがプレインストールされているパソコンの場合は、インターネット上からダウンロードするわけではなく、パソコン内にインストールされているパソコン内のOfficeのアイコンをクリックしたのち、プロダクトキーを入力するだけで、インストールが進行します。(この場合は、マイクロソフトアカウントを求められません)

Office365 soloとOffice365の特徴

マイクロソフトは、これまでのパッケージ版(永久ライセンス版)に対して、月ごと、年ごとでライセンスを購入することができる期間限定ライセンス版としてのOffice365シリーズを広めていこうとしています。

法人のためのOffice365と個人のためのOffice365 soloがあります。
法人のためのOffice365には、様々な契約プランがありますが、個人のためのOffice365 soloは、1つのプランしかありません。

これらのOffice365シリーズがこれまでのパッケージ版と異なる点は、月ごと、年ごとの支払いができる点と、新しいバージョンのOfficeが出てきた時に、古いバージョンから新しいバージョンに無料で移行できる点にあります。

つまり、Office365シリーズの場合は、Officeというソフトを購入するということではなく、Officeのライセンスを購入するという考え方に変わってきたということだと思います。

Office365シリーズは、店頭やネットでは1年版として売られていることが多く、そこで購入したプロダクトキーを登録することで、1年間のライセンスを得るという仕組みになっています。次年度についても、同じように延長のためにプロダクトキーを購入して、登録すると延長される仕組みとなっているようです。

プロダクトキーの役割が変わってきた

ここで、問題になるのが、プロダクトキーの役割です。

昔のOfficeの場合は、購入したOfficeパッケージのプロダクトキーは、永久のライセンスキーという意味合いを持っていました。古いパソコンから新しいパソコンにOfficeを入れ替えるような場合であっても、プロダクトキーは同じものを使いますし、永久に保存が必要なものでした。

ところが、Office365シリーズの登場によって、プロダクトキーの期限は限定されているため、インストールした日から1年が過ぎると、そのプロダクトキー自体はライセンスを失効することとなるわけです。

そこで、マイクロソフトは、Office365シリーズのライセンスをマイクロソフトアカウントと紐づけることで、ライセンスの継続性を維持できるようにしています。

つまり、プロダクトキーは、契約を継続させるものという意味あいに変わり、その契約者は、マイクロソフトアカウントであるということにしたわけです。

この仕組みは、ウイルス対策ソフトのノートンやウイルスバスターなどの仕組みに似ています。メールアドレスを登録しておけば、ソフトを延長するときには、単にプロダクトキーを入れるだけで、継続されるというような仕組みです。

インストールは、クラウドから行う

Office365シリーズの仕組みは、Office365のページにマイクロソフトアカウントでログインすると、自分が契約しているOfficeのライセンスが見えるようになっています。

そのライセンスの数に相当する分のOfficeを自分のパソコンに、その画面から直接インストールできるようになっています。つまり、クラウド上に自分を管理するページがあって、そこで契約状態が確認でき、そこからダイレクトにインストールができるという仕組みになっています。

この方法によって、個人が現在もっているライセンスを確認しやすくなり、どのパソコンにOfficeをインストールしているかの履歴が見えるようになっています。また、Officeソフトを新しいパソコンに入れたいような場合に、古いパソコンのライセンスを削除して、新しいパソコンにライセンスを移行するようなことも簡単にできるようになっています。

これまでのパッケージ版では、マイクロソフトに電話をしてライセンスを移行していたわけですが、その点もかなりスムーズになったと思います。

新しいOfficeへの理解は進んでいない

一方で、このような仕組みを理解している人は少なく、Office365シリーズを買うべきか、それともプレインストール版やパッケージ版(永久ライセンス版)を買うべきかを悩んでいる人も多いと思うのです。

また、マイクロソフトアカウントとパスワードにより管理される仕組みの中で、これらを忘れたり紛失したりするようなトラブルも考えられます。

このような意味からも、クラウド(ネット上に自分がアクセスする領域を持つこと)への理解がもっと進む必要があると思います。

MacintoshとOffice365シリーズの関係

今回、MacintoshのOfficeについても、Office365シリーズが対応するようになり、Macユーザーの方も、これから導入しようかという人も増えてゆくと思います。

Office365シリーズでは、Macintoshに対して、従来のOfice2011と最新のOffice2016のどちらかを選んでインストールできるようになっています。

Macの場合に注意することは、このOffice2016を使用するためにはMacを最新のOSにアップグレードしておく必要があるという点です。

現在のMacの最新OSは、「OS X El Capitan」です。Office2016をインストールするためには、この最新のOSにアップグレードすることが必須になります。

また、Macの場合は、インストールできるソフトとしては、Word, Excel, Powerpoint, Outlook, OneNoteの5つのみとなります。PublisherやAccessは、インストールされません。

これまでMacでOffice2011を長らく使ってきた人にとっては、Office2016はとても魅力的なOfficeになっていますので、ぜひ使っていただきたいと思います

プロダクトキーとプロダクトIDは異なるもの

プロダクトキーというのは、ソフトをインストールする時に必要なものですが、プロダクトIDというのは、インストール後に、Officeに対して与えられるIDのことです。

Officeのソフト(Wordなど)を開いて、ヘルプなどを見るとプロダクトIDが表示されますが、これは、プロダクトキーではないので、注意してください。

1つのライセンスでパソコン何台までインストールできるのか?

プレインストール版のOfficeの場合は、そのパソコンの機種1台のみという制限がありますが、パッケージ版やOffice365シリーズを購入した場合には、複数のパソコンにインストールできたり、さらにOfficeのライセンスを別のパソコンに移行できたりもします。

ここで問題になるのが、Officeは何台までのパソコンにインストールできるのかという点です。

通常は、パッケージ版の場合は、2台までという制限になっています。

一方、Office365では契約形態によりインストールできる台数が異なります。

これらの台数はOffice2013以降のOfficeでは、とても厳しく管理されていますが、
過去のOffice(2003,2007,2010)については、結構アバウトであったように思います。

実は、アバウトというのにも不思議なルールがあるようなのですが、誰もそのルールを知っている人はいないようです。

Office365シリーズになってクラウドで管理できるようになっているので、今後はきちんとした管理ができるようになっていると思います。

スマホとパソコンを連携して無駄を省く

パソコンとスマホ

皆さんも感じているように、今やインターネットを見ているのは、パソコンよりもスマホで見ているという人が多いのです。

しかし、スマホの場合は、データの編集という部分は弱く、作成したデータをアプリ間で移動しながら編集していくというようなマルチタスクにはまだ対応できていません。

このような意味から、スマホの役割は、すばやいネット閲覧と情報収集、メールやSNSなどでのリアルタイムコミュニケーション、カメラ機能による情報の記録、そして本来の電話機能ということになると思われます。

これに対して、パソコンの役割は、広い画面での余裕のある作業、多くのソフトを利用してマルチタスクで作業できる環境、大容量のストレージによるデータの保存、プリンタや周辺機器との接続による機能の拡大といったことになるかと思います。

つまり、スマホとパソコンは競合するようなものではなくて、目的に応じて使いやすいように使えばいいというものだと思うのです。

多くのパソコン教室では、これまでビジネスで必要とされるソフトの学習を目的としたレッスンが多かったと思いますが、最近ではスマホやタブレットの使い方を教えているところも少しずつですが増えてきているように思います。

ただ、スマホやタブレットの使い方がわかったとしても、パソコンとのデータ共有や連携、スマホやタブレットの中にあるデータの保存や移行方法などについては、機種ごとに異なることも多く、どのようにすればパソコンとスマホやタブレットを連携しながら使えるのかを説明することは簡単なことではありません。

難しいのは、パソコン、スマホ、タブレットは、常にハードとしても進化しているし、アプリも新しいものが常に開発されてきているということです。

そういう中で、私たちが一番知るべきテーマは、現在自分が所有しているパソコンやスマホやタブレットをどのように有効に活用するかという点につきると思うのです。

新しいハードだけを追い求めて、肝心のソフト面を理解していない人が多すぎるように思います。

すでに「パソコン教室」というネーミング自体が、的はずれの時代になっているようにも思うのですが、かといって「IT教室」というようなネーミングだと何をするのかがあいまいで分かりにくいと思います。

個人的には「パーソナル情報管理術」や「ビジネス情報管理術」というようなテーマを学ぶ場所が、パソコン教室の役割になってきているように思います。

日々、私たちはテレビやインターネットや新聞から多種多様な情報を得ていますが、自分と関わりのある情報を正しく理解して、それを仕事や生活の中に生かしていく必要があります。

しかし、何が正しくて、何が間違っていて、何が必要で、何が不要なのかを考えるだけでも、かなり余分なエネルギーを使っていると思います。

そういう情報をうまく選別しながら、自分の中で処理していくというのが「パーソナル情報管理術」であり、それが仕事であれば「ビジネス情報管理術」だと思うのです。

単純に「キーボードが早く打てる」「ワードやエクセルができる」ということも必要なことですが、情報の無駄を省いてスリム化し、無駄な作業を極力なくすことこそが、本来のパソコンやスマホの役割になってほしいと思うのです。

ノコテック・ラボは、このようなテーマを含め、個人が疑問に思っていることを学ぶことができる個人レッスンのみのパソコン教室です。